驚
情愛・奇縁 | ||
靺鞨の宝 | 美しい人妻と逢瀬を重ねたが……。 | 唐『李章武伝』 |
逃げ出した花婿 | 巫女に娘の結婚の吉凶を占わせると、「お婿さんはこの人ではない」と言われ……。 | 唐『続玄怪録』 |
恩義 | 流しの歌手から引き上げられた女。恩人の死を知ると……。 | 唐『楽府雑録』 |
選婿窓 |
李林甫が娘達の婿を選んだ方法とは? |
五代 『開元天宝遺事』 |
琵琶姐、琵琶姐! | 僻遠の地に左遷された男。供をするのは愛妾一人だけで……。 | 宋『鶏肋編』 |
棋局姻縁 (1)〜(2) | 碁の腕前を頼りに広い天下を渡ろう、と少年は後にした……。 | 宋『夷堅志』 |
天の賜物 | 奇怪な噂の流れる廟へ肝試しに入った若者……。 | 金『続夷堅志』 |
浄身 | 貴顕になじみの妓女を奪われた商人。妓女に会うためにとった手段は……。 | 明『説聴』 |
恋は舟に乗って (1)〜(4) |
若い男女の行動力は誰にも止められない……。 |
明『広艶異編』 |
とりかえばや | 新郎が病気と知った花嫁の実家。講じた一策は……。 | 明『情史』 |
朱塗りのおまる | 床入りした途端、花嫁はおもらしをしてしまった……。 | 明『情史』 |
夜航船 | 夜航船の船倉で男女の間を隔てるのは一枚の板だけ……。 | 清『続子不語』 |
幼い恋 | 十二歳になる息子は十四歳の小間使いを気に入り、ちょっとの間も離れなかった……。 | 清『耳食録』 |
塩官の娘船頭 (1)〜(2) |
酒飲みの父親に代わって働く娘のはかない恋……。 |
清『柳崖外編』 |
水売り奇縁 | 友人が買ってくれた妻を連れ帰ってみると、何と白髪頭の老女であった……。 | 清『香祖筆記』 |
李道甫の妾 | 病死した主人に殉じたのは……。 | 清『池北偶談』 |
業病 (1)〜(10) | 乞食となって広東をさすらう陳綺に金持ちの婿にという話が……。 | 清『夜雨秋燈録』 |
小間使いと九官鳥 | 小間使いが世話をする九官鳥が突然、「お婿さんを探してあげましょう」と言い……。 | 清『蛍窗異草』 |
恩情廟 | 夫婦和合に霊験があるという廟には悲しい由来が……。 | 清『香飲楼賓談』 |
佳 人 | ||
麗娟 | 漢の武帝の後宮の宮女麗娟は玉の肌膚の持ち主で……。 | 漢『洞冥記』 |
霍小玉伝 (1)〜(5) | 女は男を待ち続けた。しかし、男は不実にも……。 | 唐『霍小玉伝』 |
妓女高三 | 美貌で高潔な妓女。初めて肌身を許した男が処刑されることとなり……。 | 明『寓圃雑記』 |
夜だけの美女 | 「毎晩、床の中で灯りを暗くすると、別嬪に見えるんだ」醜女を娶った夫はそう語った……。 | 清『耳食録』 |