驚
鳥獣佳話 | ||
忠犬烏龍 | 妻と下僕に命を狙われた男。頼りになるのは飼い犬だけ……。 | 六朝『捜神後記』 |
鸚鵡と天神 | よその山で大事にしてもらった鸚鵡。その山が火事になり……。 | 六朝『異苑』 |
鸞 | 迦湿彌羅(カシミ−ル)王の買った一羽の鸞はまったく鳴かず……。 | 六朝『異苑』 |
精衛 |
溺死して精衛に生まれ変わった炎帝の娘は木石を運んで……。 |
六朝『任ム述異記』 |
白い鸚鵡 | 玄宗皇帝の宮廷に、一羽の人語を解する鸚鵡がいた……。 | 唐『譚賓録』 |
鸚鵡 | 人語を真似る鸚鵡を可愛がる娘に、ある日、鸚鵡が話しかけた……。 | 唐『大唐奇事』 |
烏賊 | 河伯の従事とも呼ばれる烏賊が誕生したのは……。 | 唐『酉陽雑俎』 |
報恩鼠 | 代々家訓で殺生(せっしょう)を禁じ、猫を飼わない家で鼠が不思議な行動を……。 | 唐『宣室志』 |
象の嘆願 | せわしげに門を叩く音に、扉越しに様子をうかがうと……。 | 唐『伝奇』 |
伝書燕 | 商用で長く家を空けた夫への手紙を燕に託し……。 | 五代『開元天宝遺事』 |
羊 | 母羊を殺そうとすると、子羊が跪いて涙を落とした……。 | 五代『玉堂閑話』 |
燕佳話 | うら若い未亡人とつがいの雄に死なれた雌燕の交流……。 | 宋『麗情集』 |
雉 | 衛の公女が斉の太子に嫁ぐ途中、太子がすでに亡くなったことを知り……。 | 宋『楽府詩集』 |
孝犬 | 飼い主の男の子が亡くなって、犬は……。 | 金『続夷堅志』 |
閻氏の犬 | 兵乱の中、家の土塀の下で命を落とした夫婦。亡骸を埋葬する者もなく……。 | 金『続夷堅志』 |
蝿の恩返し |
酒屋の樽に落ちる蝿を救っていた杜氏が冤罪で死刑の判決を受け……。 |
元『湖海新聞夷堅続志』 |
貞燕烈鴛 | 貞節を重んじるのは人間だけではない。たとえば燕でも……。 | 明『双槐歳鈔』 |
護花鳥 | 珍しい花が咲き乱れる九華山。その花を守っているのは……。 | 明『戒庵老人漫筆』 |
姑蘇の猫 | 税のかたに連れ去られた猫、主人を恋しがり……。 | 明『涌幢小品』 |
真如寺の猫 | 猫は主人の声を聞き分けるのかもしれない。 | 明『七修類稿』 |
犬 | 犬がじっと本を覗き込み、読む声に耳を傾けているように見えた……。 | 清『諧鐸』 |
王剛哥 | 「王剛哥(ワンガンガー)、王剛哥」と鳴く鳥。言い伝えによると……。 | 清『柳崖外編』 |