奇
豪 侠・義 賊 | ||
蛇退治 | 禍をなす大蛇を鎮めるために人身御供の少女を差し出していたが……。 | 六朝『捜神記』 |
旅籠の嫁 | 「そろそろ悪人が戻ってくるよ」旅籠の母子の言葉を聞いた大力無比の男…… | 唐『劇談録』 |
壁龍 | 太宗は、皇后の兄、長孫無忌の鞍一揃いを盗み出すよう命じ……。 | 唐『朝野僉載』 |
侠僧 | 不思議な僧の頼みは自分の子を始末してくれというものだった……。 | 唐『酉陽雑俎』 |
非情 | 夜中にふと目を覚ますと、隣で寝ているはずの女の姿がなかった……。 | 唐『原化記』 |
荊十三娘 | 権力者に恋人を奪われた男。侠女は憤激して……。 | 宋『北夢瑣言』 |
盗人の心得 | 十数年間もつかまらなかった盗賊。その秘訣は……。 | 宋『該聞録』 |
すき | 「命を賭けてでも決着をつけてやるぞ」弓兵に敵愾心を盗賊は……。 | 宋『夢渓筆談』 |
聰明非凡 | 中興の名将韓世忠と後にその夫人となった梁紅玉の馴れ初めは……。 | 宋『鶴林玉露』 |
非凡な死 | 非凡な人間はその最期も非凡なもので……。 | 宋『独醒雑誌』 |
一人四殺 | 女房を虎にさらわれた男、刀を引っさげて虎の巣穴へ向かい……。 | 宋『夷堅志』 |
義兄弟 | 悪少年達が義兄弟の契りを結んだ。その契りの深さは……。 | 明『菽園雑記』 |
武芸者達 | 武芸を披露する年若い尼僧の呼びかけに、男は腕がムズムズして……。 | 清『聊斎志異』 |
にんにくを担いだ爺さん | 力自慢の若旦那、見知らぬ爺さんに「まだまだ」と言われ……。 |
清『子不語』 |
鍛冶屋の劉 | 旅籠で同室となった美少年にちょっかいを出した男は……。 | 清『夜譚随録』 |
すごいヤツ | バトゥル(英雄)の異名を持つ阿里瑪。どのくらいすごいかというと……。 | 清『嘯亭雑録』 |
古傷 | 屍をかついだところ、まだかすかに息が通っていた……。 | 清『嘯亭雑録』 |
景州の父娘 | 武芸自慢の美少女は婿選びのため往来の真ん中で流星鎚を振り回し……。 | 清『柳崖外編』 |
李侠客 | 役者に入れ揚げて身代をつぶした公子のために……。 | 清『柳崖外編』 |
用心棒 | 武芸をもって知られる竇家、黄天狗という盗賊だけは恐れず……。 | 清『聊摂叢談』 |