奇
| 逸 聞 | ||
| 人乳 | 誅殺された高官の邸内から見つけたものは……。 | 唐『隋唐嘉話』 |
| 氷の箸 | 楊貴妃は太さの揃ったつららを二本折り取らせて……。 | 五代『開元天宝遺事』 |
| 肉陣 | 楊国忠は冬になると太った婢妾を選び……。 | 五代『開元天宝遺事』 |
| 潔癖症 | 詩聖といわれた王維の意外な一面とは……。 | 五代『雲仙散録』 |
| 往生 | 若年にして富貴、風流を好む男には嫉妬深い妻が……。 | 五代『王氏聞見録』 |
| 美男子 | 侍中の路巌は風流で知られる美男子、あらゆることで引き合いに出され……。 | 宋『北夢瑣言』 |
| 思索を練る場所 | 思索を寝るのに適した場所、それは……。 | 宋『帰田録』 |
| おまる殿下 | 仁宗の皇叔燕王には奇癖があった。それは……。 | 宋『帰田録』 |
| 飢饉救済 | 飢饉を救済するにはまず内需を拡大せよ……。 | 宋『夢渓筆談』 |
| 頓智 | 聡明で名高い王安石の息子。五、六歳にしてこの機転……。 | 宋『夢渓筆談』 |
| 大宝珠 | 南唐の豪奢ぶりがうかがえる一事……。 | 宋『黙記』 |
| 楊政の姫妾 | 名将楊政の元旦の宴に出た男。厠へ行く途中、壁に不思議なしみを見つけ……。 | 宋『夷堅志』 |
| 楊［晉戈］の食客 | 主人の留守中に姫妾と戯れた食客……。 | 宋『老学庵筆記』 |
| 蝦蟇 | さる大宦官の邸に忍び込んだ盗人が見たものは……。 | 宋『老学庵筆記』 |
| 意識 | 美しい鬚髯を持つ蔡君謨に仁宗がたずねた……。 | 宋『鉄囲山叢談』 |
| 賈似道の虐 | 美少年をほめた姫妾に、賈似道は「結婚させてやろう」と言い……。 | 元『銭塘遺事』 |
| おもねる | 有力な宦官に取り入る男。「なぜ髭を生やさぬ」ときかれ……。 | 明『菽園雑記』 |
| 洋行異聞 |
外国へ派遣された美貌の官吏。思わぬ誤解を受け……。 |
『清朝野史大観』 |
