三脚猫
俗に事を成すのにまともな方法を取らない者のことを「三脚猫」という。 嘉靖年間(1522〜1566)、南京の神楽観の袁素居という道士が一匹の三脚猫を飼っていた。うまく鼠を捕えるのだが、まともに歩くことができない。ただ、ひさしや壁を登るのはまるで飛ぶようであった。 (明『七修類稿』)
俗に事を成すのにまともな方法を取らない者のことを「三脚猫」という。 嘉靖年間(1522〜1566)、南京の神楽観の袁素居という道士が一匹の三脚猫を飼っていた。うまく鼠を捕えるのだが、まともに歩くことができない。ただ、ひさしや壁を登るのはまるで飛ぶようであった。
(明『七修類稿』)